住宅ローンとは?
住宅ローンとは?
住宅ローンとは、その名の通り住宅を買ったり改築したりするために銀行など金融機関から借りるお金のことです。
もちろん自分でポンとお金を出せればいいのですが、数千万円もする住宅の費用をすべて手持ちのお金でまかなえる人はまずいません。
そこで住宅を購入する場合には、ほとんどの人が住宅ローンを借りて月々の返済をしていくことになります。
ローンと聞くと少し嫌なイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、住宅ローンは「住宅購入のための融資」という性質上、他のローン商品よりも低金利であったり、「団体信用生命保険」というお得な保険が付いているなど良いことも沢山あります。
1 金利の種類
住宅ローンの金利には3種類あり、それぞれメリット、デメリットがあります。
ここでは簡単に3種類を説明していきますね。
- 全期間固定金利型
全期間固定金利型は、借り入れ当初から完済するまでの金利が一定のタイプです。このタイプの代表的な住宅ローンが【フラット35】です。
メリット:金利の変動がないので、完済するまでの総支払額、毎月の返済金額がわかるので計画が立てやすくなります。
デメリット:ほかのタイプに比べて金利が高くなります。 - 固定期間選択型
固定期間を決めて(3年、5年、10年など)決めた期間は金利が一定となります。選択した固定金利期間が終了した後には、再度固定期間を決めていきます。
メリット:全期間固定より金利が安い。
デメリット:今後金利が上がってしまうと総支払額が多くなってしまう。 - 変動金利型
半年毎に金利を見直すタイプです。非常に金利が低いのですが、様々なリスクもあります。
メリット:とにかく金利が低い!
デメリット:将来金利が上昇したときには未払利息が発生するなど大変なことになってしまう
check
結局どれがいいの?
金利にはそれぞれメリット、デメリットがあり、理解して選ぶことが大切です。
あまり金利に詳しくないお客様には全期間固定若しくは固定期間選択型を選択して
いただいております。
住宅ローンの流れ
住宅ローンはオートローンなどほかのローンと比較すると多額の借り入れとなることから、申し込み後すぐに融資を受けられるわけではありません。
「希望する日時までに住宅ローンを借りられなかった」という事態を避けるためにも、住宅ローンの流れを把握しておきましょう。
1 事前審査に申し込む
住宅ローンを利用したいと思ったら、まずは事前審査に申し込みます。
事前審査にあたっては、本人確認資料(運転免許証、健康保険証)と印鑑のほか、収入を証明できる書類(会社員なら源泉徴収票、個人事業主なら確定申告3期分など)が必要となります。
基本的にはまごころ不動産で申し込むことができますが、一部金融機関を利用するなら金融機関へ赴く必要があります。
※もちろん同行させて頂きますのでご心配はありません。
審査を申し込んだら3日~1週間程度の審査期間を経て、事前審査の結果が通知されます。
point
必要書類は
・運転免許証
・健康保険証
・印鑑
・収入証明書
事前審査はいつでも受けられます。まごころ不動産ではなるだけ早い審査をお勧めしています!
2 本審査に申し込む
事前審査に通り、物件の契約を行ったら本審査に申し込みます。
本審査においては、事前審査よりも慎重に審査が行われるため、多くの書類の提出が求められます。
もちろんまごころ不動産では本審査に同行しますのでご安心ください。
金融機関や審査内容によりますが、1週間~3週間程度で本審査の結果が来ます。
check
事前審査がO.K.なら本審査もまず大丈夫ですが、本審査までに各種支払いの延滞や、車をローンで買ったりしてしまうと本審査で落ちてしまう可能性があるので気を付けてくださいね。
3 金銭消費貸借契約
本審査に通ったあとは、金消(金銭消費貸借契約)を締結します。金消とは金融機関との契約で
借り入れする際の金額・期間・金利などを定め、また返済用の口座・通帳を作ります。
金消は決済(お金を支払う日)の1~2週間程度前に行います。
手続きは金融機関で行いますが、全て金融機関が説明してくれますので難しいことはありません。
4 融資の実行
金消が終わり金融機関の手続きが完了すると、引き渡し当日に融資が実行されます。借入金はそのまま物件の売主へ支払われ、売主の入金確認と同時に物件が引き渡されます。
引き渡し時には司法書士の先生立ち合いの元、売主と入金の確認などを行い引き渡しが完了します。
point
決済は少し緊張するけど、ここまでくればもう安心。
新しいお家での生活を想像し、準備をしていきましょう。