諸費用っていくらぐらい?

諸費用っていくらぐらい?

住宅を購入する際に、ネットなどで記載されている金額以外にもいろいろかかるといわれていますが、その費用を

諸費用」といいます。

お家を買う際、まず最初に躓くポイントですので、大体いくらぐらいかかるのか頭に入れておきましょう。

諸費用の種類

諸費用と一口にいっても色々な種類があり、様々な条件(新築や中古、ローンを組む?etc.)で金額が変わってきます。まず、どんな費用が掛かるのか見ていきましょう。

①印紙代
 契約書に金額を記載すると、印紙代が発生します。
 印紙代は物件代金により変わってきますが、概ね5千円~1万円、ローンを組む場合は別途2万円程度の費用が必要です。

②登記費用
 登記費用とは、土地や建物の所有権を法務局に登録する費用です。ローンを組むと抵当権なども登録されます。
 新築だと総額40万円程度は必要で、けっこう大きな費用になりますね。

③保証料
 保証料って?という方が多いのですが、ローンを組む場合、以前は「保証人」になったという話を聞いたことがあると思いますが、最近は聞きませんよね。今は、保証料を「保証会社」に支払って保証してもらうシステムになっています。
 保証料は借りる額、自己資金の比率、どんな会社に勤めているか?などで大きく変わり、また保証会社によっても金額が変わります。正確な金額は事前審査の結果が出たときに分かるようになっています。

④仲介手数料
 仲介料は不動産屋に支払う料金です。物件価格により変わってきますが、「物件価格×3%+6万円に消費税を合わせた金額」となります。

⑤固定資産清算金
 固定資産税は原則年始に売主様が払っているものを引き渡し日を基準に日割りで清算するお金です。
 年末ごろなら安くなりますね。

⑥火災保険、地震保険
 他のサイトではあまり書かれていませんが、火災保険、地震保険も諸費用の一つとして考えられます。
現在は火災10年、地震5年を一括でかけることが出来ます(長ければ長い方が割安)が、2022年10月以降は火災も5年に抑えられるようです。

⑦不動産取得税
 不動産取得税の計算方法は少し複雑ですが、新築はほとんど費用は掛かりません。築年数が古く、固定資産評価額の高いお家(昔の立派なお家)は結構な費用がかかるようです。
 軽減措置もあるので、詳しくはまごころ不動産に問い合わせください。

⑧その他
 基本的に新築にはエアコン、カーテンやカーテンレール、アンテナなどは付いていないことが多いので、購入前によく確認すること。全て追加が必要なら100万円以上の出費になるので要注意です。
 家電なども買いそろえたい場合更なる費用がかかるので、自己資金が少ない場合は金融機関に合わせて借りられるか確認しておくことをおススメします。もちろんまごころ不動産ではどの金融機関ならO.K.かアドバイスさせて頂いております。

諸費用の総額は?

 前述のとおりケースバイケースになりますが、基本的に物件価格の1割強を目安にしておいてください。
 特に保証料については事前審査を受けてみないと分からないので、事前に審査を受けて準備を整えて物件の購入に備えましょう。

まとめ

諸費用には
・印紙代
・登記費用
・保証料
・仲介手数料
・固定資産清算金
・火災保険、地震保険
・不動産取得税
・その他(エアコン、カーテン、家電等)
など多数あり、金額は概算で物件価格の1割強を考えておこう。

ポイント

・計画時に物件価格だけでなく、諸費用も含めて資金計画を行おう。
・保証料は不動産屋でも分からないので事前審査を受けて確認しよう。

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